シミやホクロを除去すると、処置によってはキズパワーパッドのようなテープで10日~2週間ほどのケアが必要になります。
当記事では、炭酸ガスレーザーで処置したシミとホクロの傷跡のケア方法、やってはいけない事・注意点・アドバイス・処方内容やテープの使い方を解説しました。
シミ・ホクロ取り治療後に処方される薬剤

炭酸ガスレーザーで盛り上がったホクロやシミを除去する治療を受けると、
- デュオアクティブ(キズパワーパッドと同様のハイコロイド製剤)
- マイクロポアテープ(パットの固定に使用する)
- 抗生剤の飲み薬
合計3種類が処方されます。
当記事では、
傷をきれいに治す効果が期待されるキズパワーパッド(デュオアクティブ)の使い方と注意点・使用感・肌の状態に関する情報をまとめております。
キズパワーパッドを使った具体的なケア方法
シミ・ほくろのレーザー治療後のキズパワーパッド(ハイコロイド製剤)を使ったケア方法をご紹介します。
適当な大きさにデュオアクティブのテープを切る

デュオアクティブ(キズパワーパッド)シートを傷口に合った適当な大きさにカットします。
ハイコロイド製剤はプルプルとした弾力のある素材なので、
切りにくく、カットする際は切れ味の良いハサミを使用される事をお勧めします。
固定用のマイクロポアテープをカットする

切ったシートを固定できる大きさにテープを切ります。
上で説明したハイコロイド製剤(キズパワーパッド)のような物は単体でも粘着力が強いので、
マイクロポアテープは人によって使用する人と使用しない人が居ます。
テープとパッドを組み合わせて絆創膏を作る

テープとキズパワーパッド(デュオアクティブ)を組み合わせて絆創膏を作ります。
患部に絆創膏を貼って完成

写真のように患部に張り付けると、シミ・ホクロ除去後に自宅で行うケアは完了です。
これを1日1回・10~14日間・傷が治るまで繰り返して下さい。
アドバイス・キズパワーパッドについて
当記事で紹介した方法は、皮膚科で処方されたシート状のハイコロイド製剤を自分でカットしてテープに張り付けるので少々面倒です。
面倒な方は、医師との相談の上で薬局や通販でも購入可能なキズパワーパッドを使用される事をお勧めします。
ほくろ・シミ除去後の注意点とケア
【経過画像】ホクロ除去・翌日の状態写真→画像はこちら(希望者のみご覧下さい)
盛り上がったホクロ・シミを除去する処置の翌日は、傷口がジュクジュクしていて腫れとあかみがあります。
そんなデリケートな状態のお肌のケア方法、医師や看護師に指導された注意点をご紹介します。
傷口のテープは毎日取り換える
【画像】デュオアクティブは粘着力が強いので剥がすのが結構大変でした。→画像はこちら(希望者のみご覧下さい)
傷口に貼ったキズパワーパッド(薬品名デュオアクティブ)は、雑菌の繁殖を防ぐため毎日取り換えて下さい。
看護師の説明によると、
貼ったままで放置された方が居て、菌が繁殖した菌で傷口が化膿し、傷の治りが遅くなり汚い仕上がりになったとの事でした。
デュオアクティブは皮膚に張り付くパッドなので少し剥がしにくいのが欠点ですが、面倒がらずに毎日交換して下さい。
治りが遅くなるので消毒はせず石鹸で洗って清潔を保つ
ホクロ取りの際に受診した皮膚科の医師の説明によると、消毒すると組織にダメージを与えてしまい傷が治るのが遅くなるので、
ホクロやシミを取った後の傷の消毒は不要との事でした。
その代りに、毎日の入浴時には石鹸の泡で優しく傷口を洗う事で清潔を保つ事を支持されました。
しかし、
石鹸で傷口を洗うと若干ヒリヒリする事があったので、石鹸や洗顔料は肌に優しいものがお勧めです。
シミ・ホクロ取り処置後にオススメ!低刺激石鹸・洗顔料


ジュランツ・フェイシャルフォームは美容皮膚科医が開発した、
処置のすぐ後の傷のあるお肌にも使用する事ができる、傷低刺激で安全性の高い洗顔料。
ワンプッシュで濃密な泡が出るので、傷を擦らず泡の力で清潔にする事ができるので、傷への刺激を抑えてくれます。
ジュランツは美容皮膚科の医師が開発に携わったドクターズコスメなので、刺激や傷へのダメージを気にせず安心して使用する事ができるので、
ホクロやシミを除去した直後の傷のあるお肌のケアにお勧めです。
まとめ
いかがでしたか?
当記事では、「シミ・ホクロ取りレーザー治療後のケア方法と注意点・アドバイス・テープの使い方」についてご紹介しました。
キズパワーパッド(ハイコロイド製剤)の使用は少し面倒で、剥がしにくく痛みがあるかもしれませんが頑張って下さいね。